2012年にオープンいたしました「アチブランチ」は、10年間の倉敷意匠計画室直営店としての業務を2021年末にて終了し、2022年より独立店舗としての新たな展開をスタートさせていただくこととなりました。 その10年間にわたり、年に2〜3回程度ずつですが、アチブランチに併設されたギャラリースペースを利用して古物の企画展を行っておりました。 倉敷意匠計画室として、あれやこれやの雑貨を考えたり作ったりする上で、古いものからヒントをもらうことも度々で、そんな訳で、雑貨の仕事と古物の仕事が自然と入り混じるようになっていたわけです。 どういうわけだか、多治見のギャルリ百草さんが、そういう仕事ぶりを面白がってくれて、今月、「雑貨と古道具」という企画展を開催してくださることになりました。 副題が「倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」となっていて、なんだか気恥ずかしいような企画展ですが、とりあえず、今まで取り組んできた倉敷意匠計画室のプロダクトや作家とのコラボレーション作品と、好きで手元に集まってしまう古道具とを一緒に並べて見ていただこうということです。 主な出品内容は、インスタグラム @shinsuke.tanabeのアカウントで古いものを、@atiburantiのアカウントでは倉敷意匠のプロダクトを順次ご紹介しております。 ******* 百草冬百種展 「雑貨と古道具|倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」 2022.1.22 sat.〜2.6 sun. (close / 1.25 tue., 2.2 wed.) 11:00 〜 18:00 岐阜県多治見市東栄町 2-8-16 ギャルリ百草にて (scene 1) 倉敷意匠のプロダクト 店主在廊日 / 1.22 sat.,1.23 sun. (scene 2) 作家とのしごと|冨沢恭子「襤褸とかばん」 作家在廊日 / 1.22 sat. (scene 3) 古道具「神々とその周辺」 店主在廊日 / 1.22 sat.,1.23 sun. (scene 4) 出張 Café gewa|1.22 sat・1.23 sun ももぐさカフェにて モーニング、そしてランチのコースをご予約制で。 写真は、 雨の日人形 / にしおゆき×下川原焼 阿保正志 土馬 / 飛鳥〜奈良時代(7〜8世紀)雨乞いなど、水に関わる祭祀に使われたもの。 |