分室カタログ7「裸のある風景」は、2012年に発刊いたしました分室カタログ5「生きものをめぐる22人の作り手たちの物語」の続編としてのカタログとなります。前回の「生きもの」に続く今回のお題は、「ハダカ」です。
このお題を各作家がをどうとらえ、何を表現したか、各ページをお楽しみいただきながら、皆にとっての永遠のテーマであろう「ハダカ」に思いを寄せてほしいと考えたカタログです。
参加くださった作家の皆様は、いつもにも増して迷いに迷うこととなりましたが、いちばん大切にしたい願いを込めて、今の気持ちをただ素直に表出することが、それぞれのたどり着いた結論だったような気がします。
ご覧くださった方々に、掲載作品のいずれかのどこか一つの部分にでも、共感を感じてもらえたらと思います。
発信の方法が多様化する中で、倉敷意匠は今なお、紙の印刷物であるからこそ伝わるものがあるはずと信じてカタログ作りを続けています。
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