まずはNoconocoさんのぬいぐるみや坂井千尋さんの動物の絵皿が目を引くので、前回よりもぐぐんと可愛らしい印象にまとまりました。 しかしながら、よくよく見ていくと丸直製陶所さんのカップ&ソーサーは昭和30年代輸出用デッドストックで、緻密な銅版転写と透けるほど薄い磁器肌のかっこよさ! 斉藤幸代さんの型打ち小皿は小さいながらも繊細な陰影の美しさ! 業務用ステンレストレーやすくいざるは、日野さんお得意のセレクションですね。 日々の暮らしに嬉しいをもたらしてくれる道具満載の展示となりました。 来週には、高野竹工さんの竹箸や宮島工芸製作所さんの杓子やお玉も入荷予定。 会期中随時追加補充されますので、ときどきのチェックが必要かもです。(シ) 福田織物さんの軍手はこんなにおしゃれで@500円。 どうしても出る残糸を利用して作るので、色の雰囲気は出会った時次第です。
業務用ステンレストレイ類。和田助製作所はホテルやレストランの使う器物を専門に作っており、そのデザインに無駄はありません。
小笠原鋳造所さんの鋳物のフライパンと鍋敷き。 惜しくも2012年にこの世を去った小笠原陸兆さんは、職人でありクラフトマンでもありました。80歳過ぎても、新しいデザインの話は何時間でもつづきました。 中田窯さんの飯碗やそば猪口。素朴なスポンジ印判の魚柄、渋くて可愛い釉裏紅の干し柿柄など。 社長曰く「食卓の上で気取らず、あまり主張しすぎることなく、料理とけんかせずといった健康的かつ多用途に使える堅牢な食器をめざしています。」
網の専門メーカー・リトルウッドさんのさまざまな形のざるはプロも満足。
デッドストックカップ&ソーサー。 丸直製陶所さんでは今でも同じ技法で作り続けています。
坂井千尋さんの動物プレートは、粉引に撥水剤を利用した手描きが独特のニュアンス。
nococnocoさんのぬいぐるみは、素材選びのこだわりといじらしいほど的確なポーズが秀逸。 |