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民間2 2014年04月19日(土)〜05月22日(木)

民芸のものも、個人作家のものも、工業生産品も、
みんなひっくるめて良いものは良いのだという独
自のセレクトが「民間的工芸店」。
今年は春の巻と秋の巻、連続2回のスペシャル企画
となります。

春の巻は、ご存知「ひとり問屋」の日野明子店長が、
日夜東奔西走し続けて採り上げたこれこそはの品々
を、ずらりと並べてお待ちしております。


展示品例/ noconocoのぬいぐるみ、坂井千尋の動物
の絵の皿、斉藤幸代の型打の小皿、中田窯のそばちょ
こ、丸直製陶所のレトロなカップ、小笠鋳造所の鉄の
鍋敷き、新潟・燕のステンレス製品、宮島のしゃもじ
などなど

※秋の巻は、08/23(土)〜09/25(木)に開店いたします。

〈トークショウ〉
モノ好き3人による
モノにまつわるとりとめのない話
2014年 05/17(土) 18:30~20:30頃 
参加費/500円(ドリンク付き) 要予約
日々モノと向き合う仕事の3人、バイヤーの日野明子
(ひとり問屋 スタジオ木瓜)、作り手の石川昌浩(石
川硝子工藝舎)、商品企画のタナベシンスケ(倉敷意
匠計画室)が考える、自分にとっての素敵なモノって
なんだ?の問いに、それぞれの立場でお話します。


※ご予約方法はHPお知らせ欄のご予約フォームにて。
   

民間的春1

まずはNoconocoさんのぬいぐるみや坂井千尋さんの動物の絵皿が目を引くので、前回よりもぐぐんと可愛らしい印象にまとまりました。

しかしながら、よくよく見ていくと丸直製陶所さんのカップ&ソーサーは昭和30年代輸出用デッドストックで、緻密な銅版転写と透けるほど薄い磁器肌のかっこよさ!

斉藤幸代さんの型打ち小皿は小さいながらも繊細な陰影の美しさ!

業務用ステンレストレーやすくいざるは、日野さんお得意のセレクションですね。

日々の暮らしに嬉しいをもたらしてくれる道具満載の展示となりました。

来週には、高野竹工さんの竹箸や宮島工芸製作所さんの杓子やお玉も入荷予定。

会期中随時追加補充されますので、ときどきのチェックが必要かもです。(シ)





民間的春4

福田織物さんの軍手はこんなにおしゃれで@500円。

どうしても出る残糸を利用して作るので、色の雰囲気は出会った時次第です。

 
 

  

民間的春6
シンプルながら素材を生かした星野工業さんの石けん置き。

業務用ステンレストレイ類。和田助製作所はホテルやレストランの使う器物を専門に作っており、そのデザインに無駄はありません。


 

  

民間的春9
斎藤幸代さんの型打ち小皿は、型による抑制された美しさとでも言いましょうか。 
 

  

民間的春10

小笠原鋳造所さんの鋳物のフライパンと鍋敷き。

惜しくも2012年にこの世を去った小笠原陸兆さんは、職人でありクラフトマンでもありました。80歳過ぎても、新しいデザインの話は何時間でもつづきました。

中田窯さんの飯碗やそば猪口。素朴なスポンジ印判の魚柄、渋くて可愛い釉裏紅の干し柿柄など。

社長曰く「食卓の上で気取らず、あまり主張しすぎることなく、料理とけんかせずといった健康的かつ多用途に使える堅牢な食器をめざしています。」


 

 

民間的春8

網の専門メーカー・リトルウッドさんのさまざまな形のざるはプロも満足。


  

民間的春2

デッドストックカップ&ソーサー。

丸直製陶所さんでは今でも同じ技法で作り続けています。


 

民間的春3

坂井千尋さんの動物プレートは、粉引に撥水剤を利用した手描きが独特のニュアンス。


 

 民間的春5

nococnocoさんのぬいぐるみは、素材選びのこだわりといじらしいほど的確なポーズが秀逸。
「大人が持ちたいぬいぐるみ」です。




民間的春7